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ワールドメイトの資料 (ワールドメイトの実態)
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(財団法人)→(公益財団法人)
日本国際フォーラム
(JFIR)
(Japan Forum on International Relations)


(財)日本国際フォーラムは昭和62年(1987年)4月28日成立登記。港区赤坂2丁目の、代表理事である伊藤憲 一所有のマンションに住所を置いている。

現行の財団法人は、法改正に伴い、平成20年(2008年)12月1日以降5年間の移行期間内に、一般財団法人又は公益財団法人に移行となるが、平成23年(2011年)4月1日、公益財団法人日本国際フォーラムとして申請登記された。

新法人の「目的」欄には、

当法人は、わが国の対外関係の在り方及び国際社会の諸問題の解決策について、広範な国民的立場から、諸外国の声にも耳を傾けつつ、常時継続的に調査、研究、審議、提言するとともに、それらの調査、研究、審議の成果を世に問い、また提言の内容の実現を図るために、必要と考えられる発信・交流・啓発等の事業を行い、もって我が国及び国際社会の平和と繁栄に寄与することを目的とするとともにその目的に資するために次の事業を行う。

1.調査、研究、審議、提言
2.内外において会議、シンポ等を開催
3.内外の関係機関・団体等と交流、提携、協力
4.定期または不定期に出版物等を刊行
5.インターネットを活用した情報の普及及び交流を図る
6.その他理事会において必要と認める事業をおこなうこと。
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平成21年(2009年)6月1日、宗教団体ワールドメイト(WorldMate)(旧名称コスモメイトその他)の教祖深見東州(Toshu Fukami)(旧名深見青山(Seizan Fukami)、またの名を戸渡阿見(ととあみ)、レオナルドTOSHUこと半田晴久(Haruhisa Handa)と平林博氏がこの法人の理事に就任。深見東州こと半田晴久氏が当法人に記載している肩書は、宗教団体ワールドメイト関連のNPO法人世界開発協力機構総裁(常勤)。

深見東州こと半田晴久氏が理事として就任後の平成22年(2010年)3月31日、この法人の22名の理事が退任している。退任者の中には、愛知和男氏の名前もある。

残った理事は、今井敬、伊藤憲一、田久保忠衛氏の3名。

その他に平成22(2010)年4月1日、新藤 繭氏が新理事として就任、現理事は合計6名。

この法人は、2010年5月24日、議長に伊藤憲一、パネリストの一人に半田晴久名で、「日米安保条約改定50周年記念円卓会議」を開催している。http://www.jfir.or.jp/j/pr/em_pr/img/pannel.pdf

また、平成22年(2010年)6月23日には、全国紙にその全面広告を出している。その膨大な費用の提供と思われるものが、半田晴久氏が運営している、宗教団体ワールドメイト関連NPO法人世界開発協力機構(WSDと、同じくワールドメイト関連NPO法人世界芸術文化振興協会(IFAC)の事業報告書に記載されている。


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平成23年(2011年)4月1日、(財団法人)から(公益財団法人)に移行した日本国際フォーラムは、法改正により評議員も置くことが義務付けられており、新たに12名の評議員が登場している。登記簿によると、評議員として平成23年(20011年)4月1日に就任したばかりの筑舘勝利氏は4月22日に辞任しているが、日本国際フォーラムは、同日付けでホームページにアップしているため、辞任者は誰もいないことになる。

新たに就任した評議員は、井上明義、歌田勝弘、大家英子、黒田眞、小池百合子、田中蓮郎、野上義二、袴田茂樹、服部康夫、広中和歌子、広野良吉、吉田治樹

登記簿上では、代表理事は今井敬、伊藤憲一 

なお、伊藤憲一氏は、清原淳平(姓・名ともに偽名)氏が運営し、深見東州こと半田晴久氏が理事として在籍している財団法人協和協会に平成21年(2009年)9月3日理事として、そして、ワールドメイト関連NPO法人世界開発協力機構(WSD)にも平成21年(2009年)11月17日理事として就任登記されている。また、同時期に、宗教団体ワールドメイト関連会社菱法律経済政治研究所のホームページには「顧問」としてアップされている。

伊藤憲一氏が宗教団体ワールドメイトの教祖深見東州こと半田晴久関連の会社や法人の理事に就任する一方で、深見東州こと半田晴久氏からの多額の支援に頼って自身の運営する法人に半田晴久氏を受け入れているところから、利害関係が一致した二人が急接近している理由がよく分かる。

(追記: 伊藤憲一氏 2022年3月14日逝去。84歳)

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